８月１５日のひとりごと

平和の祭典？である

オリンピックも開催中ですが

今日は終戦記念日。



どこぞやの神社をお参りするとか

誰がそこでお参りするとかは

本当に、どうでもいい・・・。



大切なのは、あやまちや間違いを繰り返さないこと。

平和の祭典の影では、世界中のあちこちで戦争は

現在進行している事実。

そのせいで、亡くなっている人も沢山いることを

忘れてはいけないと思う。



日本のように、単一民族で、海に囲まれ、どこの国とも国境が

陸地では接していない、それほど複雑な宗教問題はない

治安も良い？そんな中にいると、地球の反対側で起きている

戦争は対岸の火事どころか、宇宙の彼方での出来事に感じてしまう。


だから・・・・。

ねっ・・・・。



祖母は、横浜で受けた空襲の恐怖を何度も話してくれた。


祖父は、フィリピンで戦争に参加したが、戦争については

絶対に口を開かなかった。

小学生の時に、興味本位で祖父には

「鉄砲で人を打ったの？」

などと、何度も聞いていた自分が嫌になる・・・。

無言で何かを伝えてくれていたのだと思う。



我々の世代は、自分の子どもや孫たちに

戦争と言うものをどのように伝えて行けば良いのでしょう？



たまにニュースになる

第二次世界大戦について、日本の中でも、近隣の国でも

事実を事実として伝えることに異論を唱える人

事実は事実として伝えたい体験者の方


それを教科書に載せるのか、載せないのか・・・。


ますます、分からなくなる。



でも、戦争の悲惨さに目を背けないことで

それが、いかに避けなければならないことなのか

人の命の大切さや、儚さを、知る場面は必要だと

思います。

それを伝える、感じてもらえるようにするのも

親の責務だと思います。


知らないから、教えられないというのであれば

一緒に勉強すれば良い

博物館だって

原爆記念館だって

本だって

沢山ある。



自分を含めた、今の親には何かにつけて

この気持が足りないと思う。


とても、反省しています。


今は平和だから良いのではない

今は安全だから良いのではない


今は、平和だから考える

今は、安全だから考える


当たり前を、当たり前と思わないために。




戦争というものに関わり・巻き込まれ

命を落とされた方々に

心からご冥福をお祈りいたします。


世界中の戦争がなくなるように、祈りながら・・・。



黙祷